漫画家の小山ゆう氏が3日、東京五輪のボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈に祝福コメントを寄せた。
小山氏は、入江がボクシングを始めるきっかけとなったボクシング漫画「がんばれ元気」の作者。同競技の日本女子初金メダルに「やったー!入江聖奈さん、金メダルおめでとう!大変な快挙です!決勝の前、入場の時に本当に明るい笑顔で入ってくる聖奈選手がとても印象的でした。相手選手の攻撃やクリンチに耐えてすごく頑張られたと思います」と絶賛した。
さらに「『がんばれ元気』を読んだ事がきっかけでボクシングを始めた聖奈選手が、オリンピックで、金メダルを取ったなんて、私にとっても、本当にうれしい出来事です。感動をありがとうございます!これからも応援させていただきます。『がんばれ聖奈』!!」とエールを送った。
「がんばれ元気」は、プロボクサーの父をリング禍で亡くした少年・堀口元気が、父の対戦相手を倒して世界王者となるストーリーを描いた作品。1976年から1981年にかけて「週刊少年サンデー」で連載され、終了したのは入江が生まれる19年も前だった。