俳優のアシュトン・カッチャー(43)がヴァージン・ギャラクティック社の宇宙飛行チケットを売却した。同社の次の便に乗る予定であったものの、妻ミラ・クニス(37)が幼い2児を持つ父親として良いアイデアではないと説得したようだ。
アシュトンはチェダー・ニュースにこう話す。「結婚して子供が出来たとき、妻に子供が幼い時に宇宙に行くっていうのは家族を持つ身として賢い決断ではないんじゃないかと言われたんだ。だからヴァージン・ギャラクティックにチケットを買い取ってもらった。次の宇宙飛行に乗る予定だったんだけど、それはなくなったわけ」
先日に行われた同社の有人宇宙船初となる飛行には、創設者のリチャード・ブランソン氏も搭乗、成功を収めていた。
その飛行中には、無重力も経験したブランソン氏は「私は幼いころからこの瞬間を夢見てきましたが、正直言って、宇宙から見た地球を見下ろす気分は全く別物でした。ただ全てが魔法のようだったとしか言えません」と感想を述べていた。