「マトリックス」トリニティ役の最終候補だったマーベル女戦士 まさかの落選理由

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サルマ・ハエック
サルマ・ハエック

 『エターナルズ』で戦士の一人エイジャックを演じている女優サルマ・ハエック(54)が『マトリックス』 の主役に抜擢されなかった理由について自身のなまけ心を挙げた。1999年公開の同作に登場するトリニティ役の最終候補4人の1人に残ったサルマは「運動能力のテスト」を乗り切るのに自分は十分でなかったと認めている。

 女優ジェイダ・ピンケット・スミスの番組『レッド・テーブル・トーク』に出演したサルマはこう語る。

 「私たちは『マトリックス』のファイナリスト4人のうちの1人だったの。スクリーンテストやオーディションなど 次々にこなしたわ。アジアからのスタントコーディネーターも連れてきていた。運動能力を見るテストだったの。私は体が柔らかくて、敏捷さもあるけど、面倒くさがりなのよ」

 「実際ジムに行ったことが無かったし『さあ、走って!』と言われて『どこへ?』という感じだった。部屋の中を1周することすらできなかった」

 一方、ジェイダも同役を獲得したキャリー=アン・モスと並んで最終候補に残っていたそうで、サルマはジェイダの身体能力に当惑したという。

 「ジェイダが来たわ、格好良くて、スリムでホットな。ああどうしよう。彼女はとても素晴らしかった。私は恥ずかしくてたまらなかった! 彼女はとても健康的で、集中していて、自己鍛錬が出来ていたわ。 すごく実力があったのよ。とても丁寧な人だし。だから私はこの女性を見て、『私が成長した時になりたい理想がこの人だわ』と思ったのよ」

 そして現在もサルマは映画撮影が始まる前に、ジェイダからモチベーションを得ているそうで、「アクションを起こそうとするたびに、スタミナをつけて日々のルーティン練習を始めたほうがいい。ジェイダみたいに!」と続けた。

 しかし二人は、キャリー=アンがトリニティ役にぴったりだったことを認めており、ジェイダは以前こうも語っていた。「キャリー=アンは完璧なトリニティだと思っていたし、私が絶対やれないことを彼女はやってのけた。そして私のキャリアの中で、役を失うことについて話したのはその時だけ」

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