ダイアナ妃の婚約記念車がオークション出品 13万キロ超走行も落札予想は最大620万円

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ダイアナ妃
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 チャールズ皇太子が婚約を記念してダイアナ妃に贈った車がオークションに出品される。小型乗用車フォード・エスコートがそれで、モデルは「マーク2ギア」、走行距離8万3000マイル(約13万4000キロ)、オリジナルのナンバープレート付きで、20年以上所有したオーナー曰く「小回りの利く優秀な走り」を提供してくれるという。

 今月29日にイギリスのエセックスを拠点にしたオークションハウス、「リーマン・ダンシー」から出品予定で、落札予想価格は3万ポンド(約470万円)から4万ポンド(約620万円)となっている。

 同車のオーナーはザ・サン紙にこう話す。「もちろんダイアナ妃のものであったことを知り買いました。それが購入の理由です。彼女の大ファンでしたから。セカンドカーとして運転していました。この車を持ち続ける理由を多くの人が尋ねるので、私は免許を取って初めての車で愛着があると彼らには言ったものです。この車の歴史や出所は本当に特別ですし、多くの人に教えたいとは思いませんでした。メンテナンスをして、定期的に点検もし、ガレージで保管してきました。コンパクトな素晴らしい走りで、信頼できるものです。20年間私が所有しましたが、今が売る時だと思っています」

 一方、同オークションのルイス・レベット氏は、「地味なフォード・エスコートですが、最初のオーナーによって別次元の車になりました。提供してくれた方はこの車の真実の歴史については口を閉ざしていました。ダイアナ妃の車だという事実を喋らなかったのです。私が思うにその事実を知っているのは自分だけということをかなり気に入っていたのではないでしょうか」「この車はガレージの中でずっと保管され、この年代の車としては状態もよく、運転も問題なくできます」「ダイアナが長く所有することはありませんでしたが、手放す際ボンネットに付いたカエルのマスカットは自分の元に残したので今付いているそれはレプリカです」と説明した。

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