ロック歌手のロバート・プラント(72)は、死ぬまで未発表曲をリリースするつもりはないことを明かした。レッド・ツェッペリンのフロントマンだったことでも知られるロバートは、1966年まで遡る数々の未発表曲の整理で忙しいそうで、この世を去った際には、それらの曲を無料で解禁するよう3人の子供に伝えているという。
自身のポッドキャスト番組『ディギング・ディープ』でロバートは、ロックダウン中の時間の過ごし方について、こう話している。「家の片付けから始めたよ」「音楽やツアー、アルバムのリリース、終わっていないプロジェクトとかで僕が経験した全ての冒険を持ち出して、分類して、どうにか整ったかたちに整列した。そして配置を完全に変えた」「子供達に言ったんだ。僕が逝ってしまった時には、無料で解禁してほしいとね。1966年から色々と馬鹿げたことをしていたことがわかるようにね。旅路っていったところだ」
またロバートは、若い時に母親からもらった手紙も発見したそうで「『あなたは、とても聞き分けのない子ですね。戻ってきなさい』って書かれた母親の手紙も発見したよ」「そして『ストアポート=オン=セバーンでまだ会計士の仕事を募集しているから、家に戻って、皆でこれらのことが起こらなかったふりをしてみない?』ってね。でも僕は、約3か月前にやっとその手紙を開けたんだけど」と続けている。