「スター・ウォーズ」新3部作は計画性に欠けていた 監督が回顧

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J・J・エイブラムス
J・J・エイブラムス

 J・J・エイブラムス(54)は、「スター・ウォーズ」新3部作(エピソード7~9)は、計画性のなさが作品に影響していたと考えているそうだ。同3部作のうち、ライアン・ジョンソンが「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のメガホンをとり、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の2作はエイブラムスが監督を務めた。

 エイブラムスは、たとえストーリーの要素が変わったとしても計画をきちんと立てて作品に臨むことが大切と学んだ。「最初にどういった方向性か分かっていたつもりなのに、出演俳優によるか、時には脚本に書かれた関係がうまく行かなくなったり、これは好評を得るだろうと思っていたものがダメになったり、また『これはちょっとした瞬間に過ぎない』、とか『これは1エピソードにしか出てこないキャラクターだから』とか思っていたものが突然ストーリー上でとても大切になったりした作品にいくつか関わったことがあります。大体の場合シリーズものでしたね」とエイブラムスはコライダーに語る。

 またコロナ禍での執筆作業では、予測していなかったことに対して準備をしておく必要性をより強く感じたという。「もう何度か学んだと感じています。パンデミックの年に脚本家たちと仕事をしている時は特にです。できるかぎり計画を立てておくべきだということを学びました。予期せぬことに対応する必要がありますから」「予期せぬことは、色んな形でやってくる。ですから何をするかしっかり分かっていること以上に大切なことはありません」と続けた。

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