俳優ユアン・マクレガー(50)が、「スター・ウォーズ」新3部作(エピソード1〜3)の脚本は「シェークスピアではなかった」と認めている。同作で、ジェダイのオビ=ワン・ケノービ役を演じたユアンは、ジョージ・ルーカスがCGI技術に夢中だったため、セリフを言う以外で俳優達が出来ることはなく、そのセリフも素晴らしいものとは言えなかったと振り返っている。
ザ・ハリウッド・レポーターのプロフィールインタビューで、ユアンは「ジョージはテクノロジーが大好きで、そして極限まで挑戦してみるのが大好きなんだ。僕達が背景に見るものをより管理しようとしていたよ。それを3、4カ月した後は、ただ退屈なものとなってくるんだ。特にシーンが…。無礼なことを言うつもりはないけど、シェークスピアとは言えないからね。周りの雰囲気がなくても、セリフに力を入れて満足できるって類のものじゃない。だから結構大変だったよ」と話した。
また、新3部作を気に入らなかった「スター・ウォーズ」ファンもいたことに落胆したそうで「評価が良くなかったのは辛かったね。それはかなり異なる経験だった。あまり気に入られた作品ではなかったんだ」と続けた。
今回新たに、新3部作と「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希」の間の期間を舞台としたDisney+のドラマで、ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンと並びオビ=ワン役を再演するユアンだが「とてもわくわくしているよ。はじめの作品よりもね。なぜなら僕は歳を重ねたから。50歳になったばかりだ。だからより良いところにいるんだよ」と楽しみにしていた。