服役中の映画プロデューサー、性的暴行罪で秘かに起訴された

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 ハーヴェイ・ワインスタイン
 ハーヴェイ・ワインスタイン

 ハーヴェイ・ワインスタインが秘かに性的暴行罪で起訴されたと報じられている。第1級性犯罪と第3級レイプで有罪となり、懲役23年の刑で服役中のワインスタインだが、数週間前にロサンゼルスで新たな容疑で立件されたという。

 現在はまだ公表されていないものの、現地時間の12日に予定されている引き渡しに関する審問で、公になることが見込まれている。

 今回の起訴内容は、2004年から2013年にかけて起こったとされる5度の事件における性的暴行罪など計11件で、2020年1月に訴えられた内容とほぼ同様だとFOXニュースは報じている。

 今回の審問でワインスタインの弁護団は、現在の健康状態を考えると新型コロナウイルス感染の危険度が高いとして、引き渡しの延期を求める方向だと見込まれている。

 一方で先日には、ワインスタインの弁護団が前回はメディア報道のため、公正で公平な陪審裁判を奪われたと訴え、有罪判決を覆そうとしているところだと報じられていたところだ。

 陪審員が裁判の報道と、「権力者の性的不正行為に対する大衆の誇張した道徳的激怒」の影響を受けたと主張、陪審員の1人は若い女性を餌食にする年配男性に焦点を当てた本を以前に著作しているという申し立てなど、いくつかの点を掲げている。

 さらにワインスタインは、陪審員が過去の悪行や不起訴となった容疑の申し立ての傍聴を許可され、公正な裁判を受ける権利を奪ったとする大きな問題点を論議、告発の鑑定人に対して弁護人を立てることが禁じられた点や、裁判官が法廷でワインスタインに携帯電話を使用しないように忠告した際に偏見を受けたことも主張している。 

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