俳優のドウェイン・ジョンソンは、地元の店からスニッカーズのチョコレードバーを盗んで数十年が経った今、名誉挽回を果たしたようだ。
WWEの伝説プロレスラー「ザ・ロック」からハリウッドの大スターになったドウェインは、子供の頃にハワイでよく利用していたコンビニのセブンイレブンを再訪。10代の頃にお金を払わずに棚からチョコレート菓子を取っていた時期があったことを明かした。
ドウェインはインスタグラムで動画を投稿、キャプションに「何十年も俺を苦しめてきたこの忌まわしいチョコレートの悪魔をついに追い払ったんだ。87年にハワイから追い出され、それから何年も経った。この過ちを正すために、ついに故郷に帰ってきたんだ。14歳の時、ジムに行く途中のセブンイレブンでキングサイズのスニッカーズを1年間毎日盗み食いしていた」とつづった。
またスニッカーズを「毎日のワークアウト準備」に食べていたと冗談交じりに言い、当時の店員は「ただ首をかしげるだけで、決して逮捕しなかった」と振り返った。
同動画では、DC映画「ブラックアダム」のドウェインが棚にあるチョコレードバーを全て購入。さらに他の客の買い物代金を支払い、支払ったスニッカーズを無料サンプルとしてレジ横に置いておくという気遣いを見せた。
ドウェインは「セブンイレブンにいた間、入ってくる人たちの面倒を見るのは楽しくて、ボーナスになった。この店から盗んできたものを考えれば、俺にできることは限られている。俺たちは過去や自分がしてきた愚かなことを変えることはできない。でも、時には、そんな状況に埋め合わせの美徳を少しでも積んで、見知らぬ人たちに大きな笑顔を与えられるかもしれない」とつづった。