俳優ブラッド・ピット(62)が、Netflixをはじめとするストリーミングプラットフォームの台頭を歓迎している。
配信サービスの普及が「俳優、脚本家、監督に数多くの機会をもたらした」とブラッドは評価。「そのおかげで面白く魅力的なストーリーや才能あふれる人材が溢れており、本当に素晴らしいことだ」とハリウッド・リポーター誌に語った。
一方で、映画製作費の高騰により、中規模映画が厳しい状況に立たされている現状を指摘。デヴィッド・エアーが監督を務める新作冒険映画「ハート・オブ・ビースト」に出演するブラッドは、「超大作映画は回収できるが、3000万〜6000万ドル(約47億〜94億円)ほどの中予算や独立系の映画は、スタジオが資金を回収しにくいため製作自体が非常に困難になっている」と明かした。
こうした中規模映画を救う鍵として、ブラッドが期待を寄せているのが生成AIの活用で、エスクァイア誌に対し、AI技術への反発に理解を示しつつも「ツールとして上手く活用すれば、4000万〜9000万ドル(約63億〜141億円)規模の映画を形にする大きな助けになる」と持論を述べた。
ただし、AIが人間の創造性を完全に代替できるわけではないとして、「先日聴いたAI生成の曲は素晴らしかったが、どこか反復的だった。本物の女性の声、人間の生の声を聴くのとはやはり違う」と語り、技術と人間の表現力の違いについても触れている。