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「こうなると長い…」隅っこを見つめ始めたハシビロコウ 来場者にスタッフが教える“通すぎる”観察ポイント

瀬戸ゆきほ 瀬戸ゆきほ

展示室のすみっこに立ち、壁をじっとみつめるハシビロコウがSNSで話題だ。

島根県松江市にある「松江フォーゲルパーク」で暮らすのは、微動だにしない佇まいと独特の存在感で大人気のハシビロコウのフドウくん。

松江フォーゲルパーク公式X(@matsuevogelpark)が「こうなると長いです」という文章とともに投稿したのは、フドウくんが展示場で壁の隅っこをじっと見つめたままフリーズしている姿。顔を見ようと移動しても、完璧に背を向けたままピクリとも動かない様子。「お顔が見たい!」と切望する来場者も多いが、松江フォーゲルパークの山田篤さんによると、「気持ちを切り替えて後頭部を楽しんでください」とのことだ。詳しく話を聞いた。

――この状態のフドウくんは起きていますか。

山田:座っている時は目をつむって寝ている可能性もありますが、立っている時は起きています。フドウにとって心休まるお気に入りの場所のようで、最近よくここにいるのを見かけますね。朝から羽繕いや日光浴をして一通り動いた後、この場所に落ち着くのが最近のフドウのルーティーンです。

――1度この状態になると、どれくらい動かないのでしょうか?

山田:30分以上はここにいる印象です。この状態から2時間後くらいに見に来ても、同じ場所にいたこともあります。お腹が減ったり水が飲みたくなったりすると動き始めますが、本人の気分次第ですね。

――この姿を見た来場者の反応はいかがですか?

山田:「こっち見てー」などの声をよく聞きます。やはり皆さん、正面からのお顔も見たいようです。でも、後ろからしか見られない、後頭部のふわふわ具合や、背中から見た羽のグラデーションなど、ハシビロコウならではの「佇まいの美しさ」も魅力です。背景の白壁に映ったシルエットも、ぜひお楽しみいただきたいですね!

◇    ◇

投稿には「壁が近すぎて目がしんどくないか?」「どしたー!?話聞こかー!?」「きっと哲学をしているのです」などの反響が寄せられた。

「動かない鳥」として知られるハシビロコウだが、背を向けられていても魅力が詰まっている。その静かな美しさを堪能してみてはいかがだろうか。

▽松江フォーゲルパーク X
https://x.com/matsuevogelpark

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