名古屋市港区にある名古屋港水族館で、8月4日午前5時6分、ベルーガ(白イルカ)の「ナナ」(19歳)がオスの赤ちゃんを出産した。
ナナ自身も2007年に同館で生まれた個体で、水族館生まれの母親から子どもが生まれたのは国内初。体長約146㎝、体重約57kgで誕生した赤ちゃんは、現在24時間人工哺育中だ。授乳がうまくいかなかったため医療用プールに移し、飼育担当者だけでなくスタッフ総出で24時間体制で見守っているそうだ。同館の担当者にお話を聞いた。
――出産時の様子は?
担当者:出産があるときは、みんなで待機して、ガラスや壁にぶつからないよう、カバーを持ったり、手で押し出したりもしました。自然繁殖なのですが、おととしは死産だったので、待望の赤ちゃんなんです。
――赤ちゃんの特徴は?
担当者:白い成体とは違い、ねずみ色です。生まれてしばらくすると脱皮するんですよ。おなかにいたころの皮膚がめくれ、脱皮を重ねてだんだん白くなっていきます。
――人工哺育の状況は?
担当者:授乳がうまくいかず、人工哺育を始めました。24時間体制で、水族館のスタッフ総出で飼育しています。今は免疫を獲得していく時期。無事育ってくれるよう、必死で哺育しています。
――ナナの様子は?
担当者:赤ちゃんがいなくなり心配そうでした。探すときもありますが、隣のプールにいるので、普通に見に来てくれます。まずは人工哺育を安定して進められる体勢を作ることが今は最優先。赤ちゃんの観察やうんちの確認を24時間続けるので本当に忙しいんですよ。
ぶじ成長できるよう、ナナちゃんの赤ちゃんへの応援をお願いします!
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SNSでは「絶対見に行きたい」「スクスク育ってほしいな」「スタッフさんたちも休める時に休んで!」などの反響が寄せられている。
名前は公募も含めて検討中で、公開再開時期はホームページで告知する予定とのこと。水族館生まれの母親が死産を乗り越え生んだ、初めての子ども。元気に大きくなってくれることを願ってやまない。
名古屋港水族館
▽公式情報
https://nagoyaaqua.jp/study/column/30879/