アニメ版の映画「リロ・アンド・ スティッチ」(2003年)でリロの声を演じ、ハリウッド版「ザ・リング」(2002年)では貞子に当たるキャラのサマラ役を演じた女優デイヴィ・チェイスさんが6月に35歳で死去した。このほど、ロサンゼルスの検視官報告書によって正式な死因が後天性免疫不全症候群(エイズ)であったことが判明した。副次的死因として「慢性的な多剤併用」も記載されている。
報告書によると死亡は病院内で、自然死と判定されている。父親のジョン・デヴィッド・シュウォリアーさんは当初、細菌性髄膜炎と血液感染症の合併症が死因と説明していた。シュウォリアーさんは「ニューヨーク・タイムズ」紙に対し、チェイスさんがホームレス状態となり、亡くなった病院近くで恋人と暮らしていたことを明かしている。また13歳から薬物問題に苦しんでいたとし、19歳の頃に母親と疎遠になったのと同時期に父親とも連絡を絶っていたという。
チェイスさんの出演作は2016年公開のスリラー映画「キラー・インフェルノ」が最後で、同年にはゲーム「LET IT DIE」の声優も務めた。その他の出演作には「ドニー・ダーコ」「ビッグ・ラブ」「サブリナ」、そして「千と千尋の神隠し」英語吹き替え版での千尋役などがある。