女優で映画監督のマギー・ギレンホールが、第83回ベネチア国際映画祭の審査員長を務めることが発表された。マギーは女優のイザべル・ユペール、ジュリアン・ムーアに続き、過去5年間で3人目となる女性の審査員長となる。
マギーは声明で喜びを示し、「今年のベネチア国際映画祭の審査員長を務める招待を受け、とてもワクワクしています」「ベネチアは常に誠実で唯一無二の声を支えてきました。その勇気ある伝統に関われることを光栄に思います」とコメント。さらに「私は審判として立つのではありません。好奇心と敬意、そして高揚感をもって映画と向き合います」と姿勢を明かしている。
マギーは弟が俳優のジェイク・ギレンホールで、父は映画監督のスティーヴン・ギレンホール氏で母も脚本家の芸能一家でもある。また、夫で俳優のピーター・サースガードが同映画祭で2023年に最優秀男優賞を受賞している。
映画祭ディレクターのアルベルト・バルベーラ氏も就任を歓迎。マギーは2021年、長編監督デビュー作「ロスト・ドーター」のプロモーションで同映画祭に参加していた。
バルベーラ氏は「マギー・ギレンホールは知性と勇気によって築かれた一貫性のある芸術的歩みを体現しています」「不穏で多層的な人物像を演じる俳優であり、『ロスト・ドーター』で監督としても自己刷新を果たしました」と評価した。さらに最新作「ザ・ブライド!」に触れ、「知的でありながら感覚に訴える彼女の視点は、この作品で改めて証明されました」「審査員長として迎えられることはアート映画への情熱に満ちた独立した声を得ることを意味します」と意義を強調している。