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エンヤの姉、モイア・ブレナンさん73歳で死去 昨年11月には力強くライブも 伝説的バンド「クラナッド」ボーカル

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モイア・ブレナンさん
モイア・ブレナンさん

 アイルランドの伝統音楽と現代サウンドを融合させた伝説的グループ「クラナッド」の歌手、モイア・ブレナンが死去した。73歳だった。

 家族によると、モイアさんは13日(現地時間)、アイルランドのドニゴールで親族に見守られながら息を引き取ったという。モイアさんの妹で歌手のエンヤは14日に自身のX(旧ツイッター)に「深い悲しみと恐ろしいまでの哀惜の念を抱きながら、私の愛する姉モイアの死を発表せざるを得ません。 彼女は私の姉であるだけでなく、親愛で親しい友人でもありました。この時期にプライバシーをお守りいただきたく存じます。 エンヤ」とコメントを掲載した。

 1952年生まれのモイアさんは音楽一家で育ち、兄弟や叔父たちと演奏活動を開始。パブでのセッションから発展したクラナッドは、1973年のフェスティバル優勝を機に欧州ツアーを成功させ、アイルランド屈指のフォーク・グループへと成長した。伝統音楽に現代的要素を掛け合わせた独自のスタイルは、当時の音楽シーンで他とは一線を画す存在となった。

 大きな転機は、テレビドラマのために制作した「ハリーズ・ゲームのテーマ(Theme from Harry’s Game)」だった。この曲は英国チャートでヒットし、クラナッドは英国BBCの伝説的な音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」でアイルランド語の歌を披露した初のアーティストとなった。その後、アイヴァー・ノヴェロ賞やグラミー賞を受賞し、映画や広告への楽曲提供を通じて世界的な名声を確立した。

 モイアさんの独特な歌声はグループの核として長年愛され、30枚以上のアルバムに関わった。クラナッドは2024年にベストアルバムの名を冠した「イン・ア・ライフタイム」50周年記念さよならツアーを完走。妹のエンヤも同グループでキャリアを始め、後に世界的なソロアーティストとなっている。

 U2のボノは、かつて共演したモイアさんの歌声を絶賛していた。シン・フェイン党の下院議員であるピアース・ドハティ氏は、モイアさんを「ケルト音楽のファーストレディ」と呼び、アイルランド文化に捧げた生涯を称えた。

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