映画「恋におちたシェイクスピア」(1999年)ではアカデミー賞の主演女優賞を獲得したグウィネス・パルトロウが、ベストセラー回顧録「Strangers: A Memoir of Marriage」の映画化作品に主演することが発表された。グウィネスは主演に加え、製作総指揮も務める。映画化権は複数社による入札合戦の末、Netflixが獲得した。
原作は弁護士のベル・バーデン氏による回顧録で、刊行後すぐにニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインし、大きな注目を集めた。バーデン氏は社交界の有名人だった編集者ベイブ・ペイリーさんの孫としても知られている。
物語は2020年3月、パンデミック初期のマーサズ・ヴィニヤード島から始まる。家族と穏やかな日々を過ごしていたバーデン氏に、結婚20年の夫が突然、何の前触れもなく別れを告げる。一夜にして、信頼していた伴侶は見知らぬ存在へと変わり、まるで衣装を脱ぎ捨てる俳優のように彼女の人生から去っていく。
同回顧録でバーデン氏は、結婚生活を新たな視点で振り返り、夫の変化の兆しを探ると同時に、自身の家族史や、裏切りに直面した女性が社会から期待される振る舞いとも向き合っていく。その過程で、かつて「善良なベル」と呼ばれた控えめな自分から、声を上げることを選ぶ、より勇敢な存在へと変わっていく姿が描かれる。
グウィネスは3月13日に公開された、ティモシー・シャラメ主演映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」で約7年ぶりに本格的に映画復帰を果たしていた。