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急死した歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんを盟友らが追悼「技量とキャラクターを持つ至宝」「脇役道に徹した人」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
急死した歌舞伎俳優の片岡亀蔵さん
急死した歌舞伎俳優の片岡亀蔵さん

 歌舞伎俳優の四代目片岡亀蔵(本名・片岡二郎)さんが24日に都内の知人宅で火災に巻き込まれて64歳で急逝したことを受け、盟友だった芸能人による追悼コメントが続いた。

 俳優・タレントの松尾貴史は24日に更新したX(旧ツイッター)で、岐阜県内の蕎麦(そば)店で落語家・春風亭一之輔と食事中、一之輔のLINEに亀蔵さん死去の報があったという経緯を綴った上で、「今夏に大阪で二人で飲んで『一緒に楽しいことを始めよう』と言っていただいたばかりです。貴重な技量とキャラクターを持つ至宝でした。残念でなりません。哀悼」と投稿。 亀蔵さんとバーのカウンターで肩を並べ、笑顔を浮かべる写真を添付した。

 歌舞伎俳優の故中村勘三郎さんの発案で始まった「平成中村座」で共演していた俳優の笹野高史は同日付のXで「なんてことだ、どうしてこんな、、、。片岡亀蔵さんよぉ、そんなあっけなくいかないでくれよー!」と悲痛な叫びをポストした。

 親交のあった落語家の快楽亭ブラックは同日付のXで「片岡亀蔵が死んだ。ブラック落語を歌舞伎界に広めてくれた大恩人だった」と綴り、29日に都内の下谷神社会館で予定されている落語会に向けて「片岡亀蔵追悼落語、三味線栗毛を演じます。合掌」と予告した。

 さらに、ブラックは「初めて亀蔵と呑んだのは今から14、5年前の5月明治座花形歌舞伎の時だった。大好きな歌舞伎役者と呑めて興奮して酔っ払ってあっしは帰り道で転倒して骨折してしまった」「脇役は主役に嫌われてはいけないとニンニクを食べない程脇役道に徹した人だった」「片岡亀蔵は落語と映画とギャンブルが大好きな歌舞伎役者だったから歌舞伎と映画とギャンブルが大好きなあっしと気が合わない筈がなかった。来月の南座の俊寛の瀬尾を楽しみにしていたのに」と25日朝にかけて連続投稿した。

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