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就寝前のスマホ9割超が「やめたいのにやめられない」 悪影響分かっていても見てしまう「SNS」「動画」

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージ(machi/stock.adobe.com)
画像はイメージ(machi/stock.adobe.com)

 近年、スマートフォンの利用時間は増加の一途をたどり、就寝前の使用は多くの人にとって“当たり前の行動”になっている。一方、ブルーライトや情報刺激による入眠遅延・睡眠分断への懸念は多数の研究で指摘されている。快眠メディア「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社はこのほど、20~70代の男女300人を対象に「寝る前のスマホ習慣と睡眠への影響」に関する意識調査を実施、結果を公表した。

 寝る前のスマホ利用については、約7割(69.0%)が「毎日使う」と回答、就寝前のスマホ利用が強固な生活習慣となっている。一方で「全く使わない」層は1割未満にとどまり、非利用者はごく少数派だった。

 スマホで行っていることでは、SNS(28.2%)と動画視聴(22.3%)が突出し、情報刺激の強い行動が入眠直前に集中している。特にSNS閲覧は“終わりどころが作りにくい”特性もあり、睡眠習慣への影響が懸念される。

 寝る前にスマホを使うことによる「寝つき」や「睡眠の質」への影響について、「少し」と「とても」を合わせた65.0%が「影響がある」と感じており、悪影響の自覚は広く浸透している。

 一方、悪影響が分かっていてもやめられない理由では、「習慣になっている」が29.5%で最も多く、「つい触ってしまう(19.2%)」「情報収集に必要だから(16.3%)」「暇つぶしになるから(13.4%)」などが続いた。

 スマホを使わずに眠る対策としては、「読書やストレッチなど別のルーティンを作る(17.7%)」「就寝前のスマホの使用ルールを決める(15.6%)」「スマホを手の届かない場所に置く(15.4%)」などが挙がったが、最も多かった回答は「特に対策しない(25.4%)」であり、悪影響を感じているものの、解消へは消極的な姿勢が目立つ結果となった。

 ◆快眠ランド(https://intiinti.com/goodsleep/)

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