akiya_b

モーガン・フリーマンが話題のAI女優を痛烈批判&無断での音声模倣は「盗み」と断罪!積極利用の俳優も

海外エンタメ 海外エンタメ
 モーガン・フリーマン
 モーガン・フリーマン

 映画「ショーシャンクの空に」(1995年)などで知られる俳優モーガン・フリーマン(88)が、自身の声を無断で模倣するAI技術に対し、法的措置を講じている。モーガンの深く特徴的な声は広く知られており、無許可で複製されることに強い不快感を示している。

 英「ガーディアン」紙の取材に対し、モーガンは「ちょっと頭にきてるんだ」と語った。「他の俳優と同じように、偽りで真似されるのは嫌だ。私はそういう仕事で報酬をもらっているんだから、無断でやるなら、それは盗みだ」と断言した。模倣者への対応で「弁護士たちは大忙しだ」とも語った。

 また、大学時代にはロバート・ウィットマン氏という指導者のもとで声の質を高める努力を重ねたことなども告白。「話すなら明瞭に、語尾の子音をしっかり発音し、声を低くする訓練をすること。多くの人の声は、リラックスの仕方を知っていればもっと低くなるはずだ」とコツも語った。

 さらに、10月に話題となったAI生成のパフォーマー、ティリー・ノーウッドについても批判。「彼女は実在しないから誰も好まないし、実在する人の役を奪ってしまう。映画やテレビではうまくいかないだろう」と述べた上で、「俳優の仕事を守るのが組合の役割だから、そこには確実に対立が生まれる」と懸念を示した。

 ただ、AIを利用した音声再現については、俳優マシュー・マコノヒー(56)が、AI音声企業「ElevenLabs」と提携し、自身の声をAI技術で再現するプロジェクトに参加するなど前向きな動きもある。自身の音声を他言語(例えば英語の音声をスペイン語に)変換して再現するというプロジェクト。マシューは2022年から同社と関わりを持ち、出資もしている。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース