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87歳の英ベテラン俳優 共演女優から本気で距離を置かれていた「ずっと僕のことが怖かったと」

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アンソニー・ホプキンス
アンソニー・ホプキンス

 アンソニー・ホプキンス(87)は、「羊たちの沈黙」の撮影期間中、共演のジョディ・フォスター(62)から怖がられていたという。アンソニーが連続殺人犯を演じ、アカデミー賞を獲得した1991年作で、FBI訓練生のクラリス役を演じていたジョディだが、カメラが回っていない時でもアンソニーに近寄らなかったのだそうだ。

 アンソニーは回顧録「ウィ・ディド・オーケー、キッド」でこう綴っている。「ほとんど離れて過ごしていた。そして、撮影最後の日、一緒にランチをした。ピッツバーグですごく寒い日だった。ジョディがサンドイッチを置き、ずっと僕のことが怖かったと打ち明けてきた」。

 そして自分もジョディのことが怖かったと冗談を言い合い、「大きなハグを交わし、互いに撮影期間中の奇妙な距離間に違和感を覚えていたことを認めあった」と続けている。

 それ以来、2人はいつもあたたかくあいさつし合う仲だそうだ。

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