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メル・ギブソン監督『パッション』続編はキャストを一新!CGによる若返り処理コストを回避

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メル・ギブソン
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 メル・ギブソン監督が、2004年に公開された『パッション』の続編『ザ・レザレクション・オブ・ザ・クライスト』で、キャストを一新したことが明らかになった。イエス役にはフィンランド出身のヤーッコ・オートネンが抜擢され、前作で同役を演じたジム・カヴィーゼルに代わる。マグダラのマリア役もモニカ・ベルッチからマリエラ・ガリガへ交代する。

 そのほか、聖母マリア役はカシア・スムトゥニアク、ペトロ役はピエル・ルイジ・パジーノ、ピラト役にはリッカルド・スカマルチョが決定。ルパート・エヴェレットも重要な役で出演する予定だ。

 物語はイエスの磔刑から三日後の復活を描く。製作関係者は「全編を再キャストするのが自然だった」と語り、CGによる若返り処理などのコストを回避する狙いもあったという。

 2部構成の本作は、2027年3月26日の聖金曜日に第1部が、5月6日の昇天日に第2部が公開予定。

 ギブソン監督は長年この企画に取り組んでおり、2022年には「物語は直線的ではなく、過去や未来、異なる次元を行き来する壮大な構成になる」と語っていた。

 脚本は2本完成しており、1本は構造がしっかりした王道の内容、もう1本は「まるで幻覚体験のよう」で、地獄や天使の堕落といった幻想的な要素を含むという。ギブソンは「軽く扱える題材ではない。観る人の心に響くよう、慎重に構成を練っている」と語り、作品への深いこだわりをにじませていた。

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