俳優の佐藤流司(30)がこのほど、自身のX(旧ツイッター)で、うつ病とパニック障害を併発していることを告白した。
佐藤は、東京の「SHIBUYA TSUTAYA」に設置された自身が出演するミュージカル「刀剣乱舞」の写真パネルにサインを実施。その際に、すでに記入されていた同作共演者の俳優・高橋健介(30)のサインの上に、佐藤のサインを上書きしたのではないかとして物議を醸していた。
これらを受けて、佐藤は11日までに自身のXで「皆様にご心配とご迷惑をお掛けしております。大変申し訳御座いません。本日の朝、忙しいにも関わらず彼は快く引き受けてくれ、二人で書き直して参りました。皆様にご心配をおかけしないよう、写真も撮ってくれました。彼のサインを見に行って頂けたら光栄です。」と、高橋への謝罪と、サインの書き直しを2人で行ったことを報告。投稿には、2人で脚立に座り、サインを書き直す様子と、仲良く2ショットに収まる写真が公開された。
また続けて「私は去年の暮れに、うつ病とパニック障害を患いました。」と告白した。状態については「現在治療中では御座いますがなかなか難しく、以前の自分の人格は二度と戻って来ないのだと、日々感じます。」と記載。今回の騒動については「その中で、外にいるときはそれをお見せしないよう、佐藤流司として振る舞うよう意識するあまり、今回のような度が過ぎた行動をしてしまったのだと思います。」と自己分析も記した。
今後については「皆様の言葉を重く受け止め、今後は言動に細心の注意を払い、皆様を不快に思わせぬよう、周りに迷惑をかけぬよう、信頼して頂けるよう努めて生きて参ります」と記し、「重ねてお詫び申し上げます、大変申し訳御座いませんでした」と改めて謝罪していた。
佐藤は舞台を中心に活躍する俳優。ミュージカル「忍たま乱太郎」や、今回話題に上がったミュージカル「刀剣乱舞」などに出演し、いわゆる「2.5次元俳優」(漫画、アニメ、ゲームなどの2次元の作品を原作とした、舞台やミュージカルに出演する俳優のこと)として人気を博している。甘いマスクが売りで、3冊の写真集も発売している。