鳩山由紀夫元首相が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。公明党が自民党との連立政権から離脱したことについて「高く評価したい」と私見を綴った。
鳩山氏は「公明党の斉藤鉄夫代表が自公連立から離脱して野党になることを明言したことを高く評価したい。」と見解を示し、「斉藤氏は工学博士でもあり、実直で私も議員時代良くお付き合いさせていただいた。」と公明党代表との関係を振り返った。
その上で、鳩山氏は「こんな時に高市総裁と組んで政権入りしたい情けない野党もいるが、自民は暫く野党に転じて国民のための政権を作るべきだ。」と提言した。
斉藤氏は島根生まれ、広島育ちの73歳。東京工業大学の大学院を修了後、博士号を取得した。1993年の衆院選で初当選を果たしたが、この選挙で、鳩山氏は自民党を離党し、新党さきがけから出馬して当選している。斉藤氏はその後の自公連立政権において、福田康夫内閣と麻生太郎内閣で環境大臣、岸田文雄内閣、第1次石破茂内閣で国土交通大臣などを務め、昨年11月に公明党代表に選出された。
鳩山氏の投稿に対してXユーザーからは「恥ずかしながら、斉藤氏が工学博士であること、今まで知りませんでした」「じゃあ何で石破総理の時に離脱しなかったのか」「野党連立したとして、日本国民のために何を成してくれるのかが見えずワクワクを感じないんですよね」「高市色が遠慮なく発揮出来る」「鳩山さん政界復帰してください」といった声が続いた。