歌手の大黒摩季(55)が7日、自身のインスタグラムで実弟の礼騎さんが亡くなったことを報告した。
大黒は「昨日9/6のam2:31 愛弟の礼騎が父母の待つ天国へと旅立ちました」と報告。投稿には、長文で深い悲しみの淵にいることを記した。礼騎さんは2021年に「椎骨動脈乖離」を発症しており、そこからリハビリを経て日常生活に戻っていたが、9月3日に脳出血により帰らぬ人となったことも記した。このタイミングでの発表になったことについては「あまりの突然のことに翻弄され、でも奇跡を信じていたので礼騎とご縁のある方々へのお知らせが今となってしまい申し訳ありません」と知らせた。
また大黒は、過去に自身が歌手活動に専念できるよう、1927年創業の家業「札幌キムラヤ」(製パン業)を礼騎さんが継いだ経緯も説明。今後の同社の営業については「(礼騎さんの)お嫁さんと2人 礼騎の切願でもある札幌キムラヤの2027年の100周年を念頭にキムラヤは皆で守り抜こう」「大黒摩季も命ある限りやり抜こうと安らかな寝顔に誓いました」と記した。
葬儀については「礼騎の誇りである社葬とさせていただきますので私に関連する芸能・音楽業界・メディア業界の皆様 ファンの皆様には謹んで来葬をご遠慮させていただきたく思います」と記した大黒。最後には「どうか、ひとときでも彼との思い出を振り返りこの一途な生涯を褒めてくださることが最高の冥福と思います故 献杯と共に皆様の愛を注いでやってください」と締めた。投稿には家族写真や、礼騎さんと大黒の2ショットが数多く添えられた。