男性はにんじんを食べ過ぎると、勃起不全を発症する可能性が高まるという。中国の北京大学病院の研究チームが、にんじんを大量に食べる習慣のある人を調査、勃起しづらくなるリスクが60%高いことが判明した。
体内でビタミンAに変化し細胞の損傷を防止、にんじんの色の素となる βカロテンだが、人間のDNAに作用し血管の内壁に損傷を与える可能性もあるという。
性的興奮などで血液が充満し硬く大きくなる男性器の機能不全に関して同病院の広報はこう発表している。「カロテンの高いレベルと勃起不全のリスク増加が有意に関連していました」「カロテンが勃起機能に与える正確なメカニズムを解明し、食事の変更がこの影響を軽減できるかどうかの追加研究が必要です」