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動物園が肉食獣の“餌”寄付募集で非難殺到「ひど過ぎる!健康なペットを…」

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デンマークの動物園、餌の寄付募集を巡って非難殺到
デンマークの動物園、餌の寄付募集を巡って非難殺到

 デンマークの動物園が、捕食動物の餌として「小型ペット」の寄付を募り批判を浴びている。オールボー市にあるオールボー動物園はフェイスブックにニワトリ、ウサギ、モルモットの寄付に関する情報を掲載、ヨーロッパヤマネコなど大型腫の一部の「重要な食料源」としている。

 大型腫は「野生の世界で狩る獲物に似たそのままの動物」を必要としているとし、ニワトリ、ウサギ、モルモットは一度に4匹まで寄付可能、その後スタッフによって安楽死させられると保証している。

 この投稿後、コメント欄には激しい非難が溢れ、あるユーザーは「酷すぎる。健康なペットを殺すなんて」「ペットを飼う前にきちんと考えない人々が増えるわけだ。オールボー動物園のおかげで手放すことができるから!」、別のユーザーは「こんなことを思いつくなんてどれだけの異常者なんだ」と、他にも「狂っている」など怒りの言葉が綴られている。

 同動物園の副園長ピア・ニールセン氏はこう話す。「肉食動物を飼育する際には、毛皮や骨を含む肉を提供し、できるだけ自然な食事を与える必要があります」「様々な理由で安楽死させなければならない動物をこのように役立てることは理に適っているのです」

 7月31日付けの同動物園の投稿にはこう綴られていた。「オールボー動物園に小型のペットを寄付できるのをご存知でしょうか?」「ニワトリ、ウサギ、モルモットは、私たちの所にいる捕食動物の食事の重要な部分を占めています。野生で狩る獲物に似た動物が必要なのです」「動物園では、動物の福祉と専門的な倫理の両面から、動物の自然な食物連鎖を再現する責任があります」「様々な理由で去らなくてはいけない動物がいる場合、遠慮なく私たちに寄付してください」「動物は訓練を受けたスタッフによって丁寧に安楽死させられ、その後餌として利用されます。これにより何も無駄にならず、捕食動物の自然な行動、栄養、福祉を確保できるのです」

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