人気ドラマ「コスビー・ショー」で長男テオ役を演じたことで知られる俳優のマルコム=ジャマル・ワーナーさん(54)が、7月20日、休暇先のコスタリカで溺死した際、8歳の娘と海に入っていたことが明らかになった。
ABCニュースによると、マルコムさんと娘が水流に逆らって苦しんでいる様子を目撃したサーファーたちが救助を試み、娘はサーフボードに乗せられて安全な場所へと運ばれた。一方、マルコムさんはボランティアのライフガードと別のサーファーによって岸まで引き上げられ、約45分間にわたり心肺蘇生処置が施されたが、現場で死亡が確認されたという。
死因は「水没による窒息」と発表されている。
カリブ海警備隊の公式フェイスブックによれば、事故当時ライフガードは現場におらず、近隣のビーチで最近水難事故が発生していたため、他の場所に人員を割いていたという。