「スパイダーマン」出演俳優が死去 96歳 映画、テレビなどで名脇役として活躍

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 ジャック・ベッツさん
 ジャック・ベッツさん

 米俳優ジャック・ベッツさんが6月19日、カリフォルニア州ロス・オソスの自宅で眠るように息を引き取った。96歳。遺族が21日に発表した。

 ベッツさんは、「スパイダーマン」「バットマン フォーエヴァー」への出演に加え、ハント・パワーズ名義で数多くのマカロニ・ウエスタン映画に出演したことでも知られる。

 1929年にフロリダ州マイアミで生まれ、演劇を学んだのち、ブロードウェイの舞台「リチャード三世」で俳優としてのキャリアをスタートさせた。1966年にはフランコ・ジラルディ監督による「必殺の用心棒」で主演を務め、イタリア映画界で注目を集める。1966年から1972年の間に、12本の作品でガンマン役を演じた。

 1970年代にアメリカへ戻ると、再び舞台へと活動の場を移し、ブロードウェイでも活躍。テレビではソープオペラ「ワン・ライフ・トゥ・リヴ」のレギュラーを務めたほか、「となりのサインフェルド」「そりゃないぜ!?フレイジャー」「フレンズ」「パワーレンジャー」など数多くの人気番組にゲスト出演した。

 映画では、「バットマン フォーエヴァー」(1995年)、「バットマン&ロビン」(1997年)に出演。2002年にはサム・ライミ監督の「スパイダーマン」でヘンリー・バルカン役を演じた。

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