ジーナ・ガーション(63)が、ラブシーンの撮影中にトム・クルーズの鼻を折りそうになったというエピソードを明かした。1988年の映画『カクテル』でトムと共演したジーナは、ベッドシーンの撮影中にくすぐられたことで、トムの顔を蹴り、流血させてしまったという。
ジーナはザ・ガーディアン紙に「危うく彼の鼻を折るところだった。それまでラブシーンをやったことがなくて、相手はトム・クルーズだったでしょ。それで『どうしよう、これでお金もらうなんて』って。彼はすごく素敵だった。すぐに好きになっちゃったわ。とても紳士でかばってくれた。『君が見えないように』ってすごく考えてくれた」と語った。
そして、撮影直前にくすぐったがりのジーナをトムがくすぐり始めたそうで、「反射的に彼の鼻に膝蹴りしちゃったの」「血だらけになってた。トム・クルーズの鼻を折っちゃったと思ったわ」と振り返った。
ジーナはその事件により自身のハリウッド生命は絶たれたとまで思ったが、トムが「くすぐったがりだと聞いていたのにくすぐった自分の責任だ」と言ってくれたそうで、トムを「真の映画スター」だと称賛している。