俳優・映画監督のジャスティン・バルドーニ(41)が、映画「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」で共演したブレイク・ライブリーとの法廷闘争を続ける意向を示した。
ジャスティンは、ブレイクから「深刻な精神的苦痛」で訴えられたことを受け、ブレイク本人と「デッドプール」シリーズで知られる夫のライアン・レイノルズ、広報担当のレスリー・スローン氏、さらにニューヨーク・タイムズ紙を相手取り、4億ドル(約580億円)の反訴を起こしていた。しかし、9日にニューヨーク連邦地裁はこの反訴を棄却した。
ジャスティンの弁護士ブライアン・フリードマン氏は、「ライブリー氏側の勝利宣言は誤りだ」と主張し、訴えの一部を修正して再提出する方針を明らかにした。「裁判所は名誉毀損に関する訴えを棄却したが、ライブリー氏に対する7件の訴えのうち4件については修正を認めており、さらなる証拠と精査された主張を提示する予定だ」と述べている。
さらに、「この訴訟は、虚偽の性的嫌がらせの告発と報復行為、そして存在しない中傷キャンペーンに関するものだ」と強調。「ライブリー氏側はそれを『証拠がない』と説明しているが、それは単に事実が存在しないからだ」と語った。
一方、ブレイクは判決後、「女性の権利を守るために戦い続ける」と宣言しており、今後も法廷闘争が続く見込みだ。