今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に無所属(立憲民主党の兵庫県連が推薦)で立候補することを表明している元兵庫県明石市長の泉房穂氏が21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「コメは買ったことがない」発言が物議を醸し、辞任を発表した江藤拓農林水産相と石破政権に対して自身の見解を綴った。
泉氏は同日未明に更新したXで、その時点での報道を引用して「『首相、農水相更迭へ 石破政権で初、打撃必至』とのニュースだが、更迭されるべきは、個々の大臣ではなく、石破総理本人なのではないだろうか。」と指摘。「国民が生活苦にあえいで苦しんでいるのに、減税も生活支援もしないなら、総理としてそこに存在する意味などないように私は思う。」と苦言を呈した。
江藤氏は21日に首相官邸で石破茂首相に発言の責任を取るとして辞表を提出し、受理された。「事実上の更迭」とも報じられたことを受け、泉氏は更新したXで「急転直下の更迭劇だが、首相は当初は続投方針だった。参院選を考えての方針転換と言われているが、そうであれば、消費税の減税についても、急転直下の減税はいかがだろうか。それとも減税などしなくても、参院選は何とか乗り切れるとでも思っているのだろうか…」と、自身が訴えてきた「減税」に絡めて問題提起した。