クリストファー・マッカリー監督が、「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」のスタントシーンをミスなく終え、「本当に安堵している」と語った。人気シリーズでイーサン・ハント役を演じる俳優のトム・クルーズは、飛行機の側面にぶら下がったり、空母の甲板から飛び降りたりするなど、息を呑むようなスタントを数多く披露してきた。マッカリー監督は、今月23日公開の最新作が、大きな怪我もなく完成したことを嬉しく思っているという。
デッドラインの取材に対し、マッカリー監督は次のように語った。「本当に安堵しています。『ミッション』シリーズを製作するたびに、私たちはこう言っています。『これは私たちがこれまで手がけた中で最も複雑な作品だ。最も危険な作品だ。そして最も野心的な作品だ』と。それは常に真実なのです」「1本の映画で2回もこのような挑戦をするのは今回が初めてです。潜水艦のシーンと空中シーンは、それぞれ私たちがこれまで手掛けた中で最も複雑で困難なものでした」
2015年の「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」から「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」まで、同シリーズの監督を務めてきたマッカリーは、命がけのスタントをすべてやり遂げたことについて、「ここまで来られたことに驚きと安堵の両方を感じています」と心境を語った。