桂文枝、鈴木美智子さんの訃報に「信じられません」 繁昌亭に赤い人力車寄贈「力を貸してくださいました」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 桂文枝
 桂文枝

 落語家の桂文枝(81)が15日までに、自身のブログを更新。12日に老衰のため85歳で死去したタレント・鈴木美智子さんを追悼した。鈴木さんは文枝が尽力し2006年にオープンした上方落語の定席「天満天神繁昌亭」に赤い人力車を寄贈し、定席の活性化に貢献した。

 文枝は14日に「合掌」と題したブログを投稿。「赤い人力車を上方落語協会に寄贈してくださった方こそ今月12日に彼岸に旅立たれた鈴木美智子さんです」「長年ラジオや朗読劇やまたアナウンサーを育てる学校の指導者としても活躍されました」とつづった。

 続けて「わたしの落語会にもしょっちゅうきていただきましたし いつも明るく快活で繁昌亭のために力を貸してくださいました」と感謝。訃報を受けて「信じられません 残念です 思い出もいっぱいあります 元気になられると信じていたのに 残念でなりません。悔しいです。合掌」と追悼した。

 鈴木さんは1939年8月28日生まれ。大阪府大阪市出身。63年、西日本初のサテライトスタジオ「ラジオ京都 高島屋サテライトスタジオ」でマイクキャリアをスタートさせ、数多くのテレビ・ラジオ番組に出演した。なかでもMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」は1976年から17年にわたりアシスタントを務め、軽快なトークでリスナーを魅了した。2002年からは「声のプロ」を育成するアナ・トーク学院学院長として活動し、民放テレビ局のアナウンサーをはじめ、司会者、声優、落語家など幅広いジャンルの人材育成に尽力した。

 24年9月、自身が企画・演出する朗読イベント中に脳出血を発症。復帰を強く願って大阪府内の施設でリハビリに励む中での訃報だった。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

気になるキーワード

新着ニュース