8割以上の人が意識している日頃の節電行動 電気消費を抑える工夫と快適さの両立が課題に

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 ※画像はイメージです(umaruchan4678/stock.adobe.com)
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 電気料金の上昇や環境問題など、さまざまな理由で節電を意識する機会は多いだろう。

 株式会社エネワンでんきはこのほど、300人を対象に「節電意識・節電行動に関するアンケート調査」を実施。その結果を公開した。

 日常生活で節電を意識するかについての質問では、「常に強く意識している」が32%、「ある程度意識している」が51%と、8割以上の人が普段から節電を意識していることがわかった。

 節電の必要性についての質問では、約9割の人が「非常に強く感じている」(40%)または「ある程度感じている」(49%)と回答。燃料費の高騰や国内の電力供給不足によって、電気料金の上昇が取り沙汰されることも多いなか、電力使用に対する意識が高まっていることが背景にあるのかも知れない。

 また、実際に行なっている節電行動についての質問に対し、最も多かった回答は「こまめに電気を消している」(35%)だった。手軽かつ確実な節電方法として、多くの家庭で意識的に取り組んでいることがうかがえる。次いで、「エアコンの設定温度を調整している」(24%)、「待機電力を減らすよう心がけている」(17%)、「省エネ家電を使用している」(16%)といった回答も多く選択された。

 さらに、節電行動を実施するうえで最も難しいと感じることについての質問では、「快適さを維持すること」(37%)という回答が最多となった。電力消費を抑える工夫と生活の快適さを両立させることは、多くの家庭で課題となっているようだ。次いで「習慣化すること」(33%)も多く挙げられており、一時的ではなく生活の一部として節電行動を続けていく難しさが表れている。

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