俳優トム・クルーズ(62)が元妻で女優のニコール・キッドマン(57)を「素晴らしい女優」と称賛した。トムは1990年から2001年まで結婚生活を送ったニコールと共演した1999年のスタンリー・キューブリック作「アイズ ワイド シャット」を振り返り、ニコールにはあの役を演じる才能があったと述べた。
英国映画協会(BFI)とサウンド誌とのインタビューでトムは話した。「(キューブリックの)家に飛んで行って、彼の家の裏庭に着陸した。その前日に脚本を読み、当日はそれについて1日中話していたよ。彼の映画はすべて知っていた」
「それからは互いについてよく知ることに専念した。その中で、ニコールにあの役(アリス)を演じてもらうことを提案したんだ。もちろん彼女は素晴らしい女優だからね」
そして製作におよそ400日間かかったその作品の公開を待たずにキューブリック監督は心臓発作により70歳で他界してしまったが、トムは完成を最初から誓っていたと続けた。