英国を代表するロックバンド、ブラーのベーシスト、アレックス・ジェームス(56)
が、バンドの将来はABBA風のアバターショー、あるいは「敬意を持って」一緒に演奏したり離れたりしながらの活動になるかもしれないと語った。
ブラーは、2023年に8年ぶりとなるニューアルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をリリースし、2015年以来の英ヘッドライナー公演となったウェンブリー・スタジアムでのソールドアウト2公演を含む一連のコンサートを開催していた。
英ラジオ番組に出演したアレックスは、ブラーの将来について2つの提案をしている。「2023年に再結成し、ニューアルバムを制作し、これまでで最高のライブの数々をこなしたと思う。音楽がこれほど長く続いているのは信じられない。アルバムやツアーを終える時に、少なくとも一人が『これで終わり、二度とやらない』と言わなかったのは初めてだった。それほど多くのライブをやらなかったし、あれで終わりにするのが正解だったと思う」
「ABBAのように、頂点で立ち止まって、成り行きに任せ、27歳で美しかった頃の自分のアバターを作るか、それとも敬意を持って、時折顔を出したりするか。こうして再び活動できるのは本当に素晴らしいことだ。一緒に演奏してきた長い年月は、実は贈り物なんだ。やり過ぎたり、ギタリストやボーカルをイライラさせすぎたりしない限りはね…」