俳優トム・クルーズは、ピアノを弾くことで心を落ち着かせているという。特にテクニックは無く「弾いている」とも言えないと謙遜したトムだが、鍵盤を叩くことで癒されるそうだ。「ピープル」誌にトムは「プレイしているとは言えない。鍵盤を叩くのが楽しいんだ。リラックスできる」と語っている。
一方で新しいスキルは貪欲に学び、映画に利用したいと考えているそうで、身体の動きとその感情表現を理解するためダンスのレッスンを受けていることも明かした。「あるスキルを学ぶと、それは最終的に映画に使うことになる。ダンスを習っているのはその芸術に興味があるからさ。先生たちは身体の動かし方やその形態の仕組み、見ている人に生み出される感情を熟知している」と説明。「ピアノであれ、ダンスをする時間を増やすことであれ、パラシュート、飛行機やヘリコプターの操縦もそう。誰もサポートがいないのは最高だ。常に向上できる」と衰えぬ意欲を見せた。
そんなトムの最新映画でシリーズ8作目となる「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」は5月23日に日本公開。他にもヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、ヘンリー・ツェニー、アンジェラ・バセットらが出演する同作は14日にカンヌ国際映画祭のコンペティション部門以外でプレミア上映予定でトムとクリストファー・マッカリー監督も出席する。