マドンナ主演の映画監督が死去、71歳、脳腫瘍で闘病

海外エンタメ 海外エンタメ
マドンナ
マドンナ

 米映画監督のジェームズ・フォーリー氏が死去した。71歳だった。映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』や『フィフティ・シェイズ・フリード』、マドンナ主演の『フーズ・ザット・ガール』などを手がけたフォーリー監督が、脳腫瘍との長年の闘病の末、亡くなったことが8日に発表された。

 フォーリー氏の広報担当者はハリウッド・リポーターに対し、「彼は今週、穏やかに眠るように息を引き取りました」と説明している。

 映画監督としての活動に加え、マドンナの『リヴ・トゥ・テル』『パパ・ドント・プリーチ』『トゥルー・ブルー』のミュージックビデオをピーター・ペルチャー名義で監督。また、1985年にマドンナとショーン・ペンが結婚した際にはショーンの結婚式の介添人を務めた。

 フォーリー氏はニューヨーク大学卒業後、ロサンゼルスのUSC(南カリフォルニア大学)に進学。その後、偶然の出会いがキャリアを切り開くきっかけとなったという。

 以前、フォーリー氏はフィルム・フリーク・セントラルに対し、こう振り返っていた。「僕はとても幸運だった。ハリウッドの奇妙な計算で、映画学校最後の年に友人と家をシェアしていたんだ。その友人に思いを寄せる女性がいて、学生たちが白い壁に映画を映しながら楽しむ映画学校のパーティーを開いた」と語り、「その女性を追っていたのが、映画監督のハル・アシュビーだった。彼女は僕の友人を追いかけ、ハルは彼女を追っていた。ハルが、映画科の学生で一杯のパーティーに彼女を誘ったんだ。そしてハルが入ってきた時、僕の映画が壁に映されていた。彼が礼儀で言ったのかどうかは分からないけど、彼は『これはいいね』と言ってくれた。そして、映画制作会社を立ち上げる予定だから、君は何をしたい?脚本を書いて監督する?と言ってくれたんだ」と明かした。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

気になるキーワード

新着ニュース