元毎日放送アナウンサーで、フリーアナウンサーの「コンちゃん」こと近藤光史(77)が6日、レギュラーを務めるMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」(月~金曜、正午)に出演。4月17日の放送でパーキンソン病の疑いがあると医師から宣告されていたが、番組を休演した2日に大阪市内の病院で検査を受けたとして、結果を報告した。
近藤は「結果から言うとですね、ひと言で言えば老化です」と、パーキンソン病ではなかったとした。「人間って歳を取ると、脳に時々、白い斑点みたいなのが現れる。それが要するに、脳の老化のサイン。石灰化…硬くなるねんて。脳の働きがその部分だけ止まる。ポツポツあるんですよ」と明かした。
医師からは「これ普通ですよ。自分の歳考えなさい。78にもなってね、これぐらいは軽いものですよ。早い人は、60の入口でこないなってますから。そんな人も結構たくさんいてはるんでね、そんなから比べればどっちかっていうと健康体」と診断されたという。
道路を歩いていて、転倒するなどの症状を訴えていた近藤だが「歩かれへんとかそういうのがあるのは、横紋筋融解なんたら。あれが悪さしてるねんて。横紋筋が溶けてなくなっている部分があって、それが修復されて、元の状態に戻るまでちょっと時間がかかる」と2024年12月19日から2025年1月13日の番組復帰までの休演期間中に入院した横紋筋融解症が原因だとした。
近藤は「横紋筋なんかのリハビリは、筋肉を動かすことによって再生するって部分がありますから、溶けてなくなっているヤツがまた再生されてきますから、そしたらまた良くなってきますよ。医者として言えば、症状どうのこうのって言われても、それはないとしか言えない」と、医師からの言葉を反復し、共演の大平サブロー(69)から「心配したパーキンソン病かもしれないって言われたけど…」と問いかけられ「それは全く関係ない」と説明した。
担当した医師が、番組のリスナーだといい「コンちゃんの放送を聴いていたら、ボケてるは絶対にない。ええのは、声が若い。老人の声ではない。若さを保つひとつの秘訣(ひけつ)になっているんじゃないか」と太鼓判を押されたと語った。