万博で宝塚OG公演 前回大阪万博で初舞台の麻実れい 大階段から転げ落ちた失敗談「ずるむけ、血まみれ」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「未来へのOne Step!」フィナーレ(前列左から)一路真輝、剣幸、麻実れい、安寿ミラ、麻路さき
「未来へのOne Step!」フィナーレ(前列左から)一路真輝、剣幸、麻実れい、安寿ミラ、麻路さき

 宝塚歌劇団のOG31人が集結した「EXPO2025 未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~」が29日、大阪・関西万博会場のEXPOホールで開幕した。出演者のうち元トップスターはレジェンドの麻実れい(75)ら9人、トップ娘役も6人という豪華さ。宝塚で上演された作品のうち、ロンドンやパリ、ウィーン、ニューヨーク、ブラジルなど万博が開催されたゆかりの都市にまつわる楽曲をチョイス。華麗に歌い踊った。

 特別出演の麻実は1970年の大阪万博の「タカラヅカEXPO’70」で初舞台。「大階段がいまよりも揺れて…私はめでたく上から下まで転げ落ち、タイツはずるむけ、向こうずねは血まみれでございました。でも楽しかった」と笑顔を見せた。

 大阪、愛知、大阪・関西万博と「3回の開催に少しでも携われましたこと、幸せに思います」という麻実。「初舞台からいまに至るまでの55年間、私も舞台人生を歩んでまいりました。多くの勉強をさせていただきました。多くの勉強をさせていただきすてきな青春期、壮年期を過ごすことがかないました。そして皆さまからいただいたいまという今という“時”を大切に歩んで参りたいと願っています」とコメントした。

 また万博にゆかりが深いOGジェンヌはもう一人。姿月あさとの誕生日は1970年3月14日。「万博の開会式の日だったんですよ!私は“万博の子”。その私がまた大阪で開催される万博のステージに立たせてもらえるなんて」と事前取材会でアピールしていた。

 公演は5月1日まで。

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