元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。斎藤元彦兵庫県知事が疑惑告発文書問題を巡る第三者委員会の報告書を受けて同日に行った会見で、告発した元県幹部への懲戒処分が「適切だった」と表明したことに対して「最悪」と苦言を呈した。
斎藤知事は認定された叱責行為について「パワハラだ」と初めて認め、「真摯に受け止め、職員におわびと謝罪をしたい」と述べた。一方、告発文書については「誹謗中傷性が高いとの認識に変わりない。当時の判断としてはやむを得ない適切な対応だった」と主張し、告発した元県幹部への懲戒処分の撤回や、自身への処分はいずれも否定。「反省すべきは反省し改めるべきは改める」などと述べ、辞任せずに続投する意向を示した。
斎藤知事の会見内容を受け、橋下氏は「告発が有効だったという証。通報者探索と処分は違法。」との見解を綴り、「斎藤さんは県の対応は適切だったとの繰り返し。ということは今後も今回のような告発について通報者探しと処分をやるという宣言。 最悪。」と批判した。