鳩山元首相、石破首相の商品券配布に「政治活動でないというのは無理がある」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
鳩山由紀夫元首相
鳩山由紀夫元首相

 鳩山由紀夫元首相が17日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。石破茂首相が3日に公邸で開いた自民党衆院議員1期生15人との会食で、石破氏の事務所関係者が土産名目で1人あたり10万円分の商品券を配っていた問題について「政治活動ではないというのは無理がある」との見解を示した。

 鳩山氏は15日に更新したXで「石破首相が自民党衆議院1期生15人に10万円の商品券を配った。『ご苦労をかけてすまなかった』『ご家族の方々に』『ポケットマネーで』だから政治活動ではないと釈明した。」と経緯を振り返り、「政治家が政治家に金券を配って、政治活動ではないというのは無理がある。前原誠司(※日本維新の会共同)代表は買収ではないかとまで厳しく批判した。」とポストした。

 鳩山氏の投稿に対し、Xユーザーからは「こんなの買収そのもので賄賂ですよ」「自民党内では常態化で感覚が麻痺 なのでは」「石破氏に辞任を迫る前に、ご自身こそが議員辞職すべき方々が自民党にはたくさんいると思いますけどね」「完全に石破下ろし対策ってのが見え見え」といった意見が続いた。

 今回の商品券配布問題について、石破首相が会長を務める自民党鳥取県連所属の舞立昇治参院議員は16日に鳥取市で開かれた党会合のあいさつで「歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと」と発言した。一方、石破首相は17日の参院予算委員会で自民党議員への商品券配布に関して「法的に問題はないとしても、道義的な問題はあった」と認めた。

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