泉房穂氏、「意味不明」「アホか」「ロックだね」の維新トリオに反論、橋下徹氏の〝舞台裏〟素顔も明かす

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 橋下徹氏(左)と泉房穂氏
 橋下徹氏(左)と泉房穂氏

 兵庫県明石市の元市長で弁護士の泉房穂氏が6日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。高校授業料無償化を巡る自身のポストに対し、痛烈に批判した日本維新の会副代表である横山英幸・大阪市長や元大阪府知事・同市長で弁護士の橋下徹氏との〝舌戦〟を展開した。

 泉氏は3日夜、高校無償化の自公維3党合意について「〝1番トク〟をするのは、すでに高校授業料の無償化をしていた『大阪府』」「大阪がトクをするために、日本全国の国民を犠牲にしたとまでは言わないが、維新はどう説明するのだろう」とX投稿した。

 それに対し、横山氏が4日付のポストで「まったく意味不明なんだが」と切り出し、「増税せずに自治体の努力で財源生み出して予算の組み換えしながら子育て施策を進めてんだよ。給食無償化も口だけ番長じゃなくて財源作り出してやりくりしてんだよ」などと反論した上で、18歳上の泉氏に対して「維新憎けりゃなんとやらだな」と怒りをぶつけた。最後に「前向いて進もう。愛してるぜ」と付け加えた横山氏に向け、前大阪市長の松井一郎氏がすかさず「『愛してるぜ』ってロックやな」と援護射撃した。

 一方、橋下氏は6歳上の泉氏に対して4日付のポストで「ボケッ!たった7億円の金も政治決断できずに用意できなかったテメーの尻拭いをしてくれて、明石市の公立小学校の給食無償化が実現するんだよ!」と挑発。すると、泉氏と同学年の松井氏は「『ボケッ』ってこちらは昭和の任侠映画やね」と合いの手を入れた。さらに橋下氏は「アホか!テメーが市長のときにできなかった公立小学校の給食無償化を実現してくれたんだよ!感謝しろ!ってトランプみたいか」などと批判の矛先を泉氏に向けた。

 〝維新勢〟からの猛口撃を受けた泉氏は5日付のポストで「『アホか』とか『テメー』とか『ボケっ』をたしなめもせず、『昭和の任侠映画』とコメントしたり、『意味不明』とか『愛してるぜ』」とか、どこが反論なんだろう。国民の多くは、きっと『意味不明』に違いない…」とつぶやき、「『アホか』とか『テメー』とか『ダボっ』とか『愛してるぜ』とか『ロックだね』とかではなく、〝高校授業料の一部負担軽減〟だけで、どうして予算に賛成をしたのか、〝ガソリン税暫定税率廃止〟にどうして反対したのかを、真面目に誠実に国民に説明すべきだと私は思う」と持論を綴った。

 さらに、泉氏は「荒れ狂っておられる方がおられるようだが、感情的に付き合うつもりはない。今の論点は『予算案に賛成』をした維新の対応や『ガソリン税の減税に反対』をした維新の対応。論点に誠実に向き合うべきだと私は思う」「維新の執行部は、もっと丁寧に「賛成の理由」や「経緯」を説明したほうがいいのではないか。維新の支援者で戸惑っている方もいるように思う」とも付け加えた。

 〝維新トリオ〟の中でも特に当たりのきつい橋下氏について、泉氏は「30年ほど前の司法修習生の頃、同じ寮で過ごし、ラグビーで共に汗を流し、居酒屋で酒を飲み交わした関係ではある。政治家としての彼の実績についても、『教員人事権の府から市への移譲』などは高く評価している。口が悪いのはお互い様なので、私は特に気にしていない…」とポストした。

 また、Xユーザーからの「橋下徹くん、どれだけ泉房穂氏が憎いんだか」とのコメントに対し、泉氏は「テレビ局の控室などでは、『泉さん、明石のレストランの予約、お願いできますか』とか、『泉さんのラジオのゲスト出演、マネージャーと調整してください』とか言われたりもするので、そこまで憎まれているとは思えないのですが…」と敬語を使う〝舞台裏〟の素顔も明かしていた。

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