維新 岸口実県議を除名 増山誠県議に離党勧告 立花孝志氏への情報提供問題

杉田 康人 杉田 康人
神戸市内で会見した(左から)兵庫県議の増山誠氏、岸口実氏、白井孝明県議=23日
神戸市内で会見した(左から)兵庫県議の増山誠氏、岸口実氏、白井孝明県議=23日

 日本維新の会の県組織・兵庫維新の会代表の金子道仁参院議員(54)が26日、神戸市内で会見し、斎藤元彦兵庫県知事(47)の告発文書問題をめぐり、政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)に告発者の私的情報などを記した文書や、非公開で行われた百条委員会の音声データなどを提供した維新県議への処分を発表した。

 岸口実県議(60)を、党規則で最も重い除名処分にした。増山誠県議(46)は、次に重い離党勧告となった。

 百条委副委員長だった岸口氏は23日の会見で、告発者の私的情報などを記した文書を立花氏に渡す席に同席したことを認め「私から立花氏に(文書が)渡ったということは否定できない」とした。

 百条委のメンバーだった増山氏は、立花氏に音声データや告発者の私的情報に触れた自作のメモ(備忘録)を提供したことを認め「10月25日の議事および録音データを、外部に流出させたということはルール違反」と謝罪した。

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