性売買や恐喝で収監中のディディ 名誉毀損でNBCユニバーサルに1億ドルを求めて提訴

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 ショーン・“ディディ”・コムズ
 ショーン・“ディディ”・コムズ

 ヒップホップ歌手のショーン・“ディディ”・コムズが、NBCユニバーサルと製作会社アンプルを提訴、1億ドル(約154億円)を求めている。現在、性売買、恐喝などの容疑で刑務所に収監され、裁判を待っている状態のディディだが、ディディの弁護団は、ニューヨークで提出されニューヨーク・ポスト紙が入手した書類の中で、同社のドキュメンタリー番組『ディディ:ザ・メイキング・オブ・ア・バッド・ガイ』がディディを「連続殺人、未成年者へのレイプ、未成年者への性的人身売買を含む数々の凶悪犯罪を犯したと仮定し、彼を粗雑に心理分析しようとしている」と説明。「悪意と共に根拠なく」ディディが「怪物」であり、「ルシファー(悪魔)の体現者」であり、「ジェフリー・エプスタインと多くの類似点がある」という結論に飛躍していると指摘している。

 また1月にNBCとPeacockが放送した同番組は、間に4人の子どもをもうけた恋人キム・ポーターの2018年の死にディディが関わった疑いがあるとしており、これに対しディディの弁護士は、ロサンゼルス郡検視局がキムの死因は自然死で「不正行為の証拠は一切ない」と判断したにもかかわらず、ディディが「最愛の人である子供たちの母親を殺害した」と主張していると非難している。

 ディディ側は、昨年12月10日頃、NBCとアンプルに対し、ドキュメンタリーの主張は「明白に虚偽」であり、「論破されており、信用できる証拠に欠ける」と警告したものの、両社は放送に踏み切ったという。

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