映画『ジュラシック・ワールド・リバース』のギャレス・エドワーズ監督は、シリーズの原点である「ホラー」の方向性に戻りたいという思いを明かした。スカーレット・ヨハンソン主演のシリーズ最新作でメガホンを取る同監督は、1993年のシリーズ第1弾『ジュラシック・パーク』を自身が子供の時に見た怖さを再現したいのだという。
ヴァニティ・フェア誌にエドワーズは話した。「『ジュラシック・パーク』は証人保護プログラムにあるホラー映画だ。ほとんどの人はそういう風に思っていないけど。みんな、子供の頃に見に行ってた。でも、正直言うと、映画館でティラノサウルスが襲ってくるのを見たときは、すごく怖かった」
「あれは映画史で最もよく演出されたシーンの1つだ。だから自分が監督となって、それを成し遂げようとするにはかなりハードルが高いよ」
そして、新たな恐ろしい恐竜を作るために「エイリアン」や「スター・ウォーズ」といったお気に入りのシリーズからもアイデアを得ているそうで、「生き物を作り出す時は、他の映画や本からのお気に入りの怪物たちを一度に集めてみるものだ」「(『スター・ウォーズ』の)ランコアも入ってるし、(『エイリアン』のデザイナー)H・R・ギーガーも入ってる。それにちょっとティラノサウルスも入ってるね」と明かした。