ハロー！プロジェクトのアイドルグループ・BEYOOOOONDS（ビヨーンズ）の島倉りか（24）がグループ及びハロプロを卒業することが31日、分かった。所属事務所が公式サイトに文書を掲載し公表した。
島倉は春のコンサートツアーをもって卒業する。文書では「自分の将来を考えていく中で、英語を学び視野を広げるためグループ活動の区切りを決めて留学したい、そしてその後は興味のある昭和歌謡やポップスを歌っていきたいと相談がありました。」と説明。島倉の考えを尊重し、卒業決めたという。卒業後も芸能活動は続ける。
公式サイトには島倉のコメントも掲載。約6年間のBEYOOOOONDSとして活動について「すべてが刺激的でおもしろくて、思い返すとついつい笑ってしまうような、楽しい記憶ばかりです。」と振り返った。「お互いの個性を認め、尊重し合うことのできるメンバーたちと日々過ごしていく中で、新しい夢と人生の目標を見つけることが出来ました。」と卒業への思いをつづった。
さらに「ファンの皆さまのおかげで、自分の好きなものが自分の個性に繋がることを知り、活動の幅が広がっていきました。そして、大好きな昭和の楽曲を歌いたいという想いが強く芽生えました。」と告白した。「今後は、新しい夢の実現に向けて音楽活動を続けていく予定です。」と芸能活動継続を宣言。「語学の勉強と、様々な文化に触れ、多様な視点から物事を捉えられるようになるため、経験を積みたいと考えております。」と海外留学への思いも明かした。
BEYOOOOONDSでの活動については「心から誇りに思っています。」と胸を張った。「かっこよくて尊敬できるメンバーたち、やさしいファンの皆さまに出会えたことは、私の人生の宝物です。」と感謝の思いも表現した。さらに「欲を言いますと、まだまだ多くの方にBEYOOOOONDSを知ってもらいたい。BEYOOOOONDSすごいんです！」とグループ愛もたっぷり。「BEYOOOOONDSとして過ごす残りの時間を大切に、全力で活動していきます。」と締めくくった。BEYOOOOONDSは1月29日にシングル「Do Did Done／あゝ君に転生」を発売したばかり。
島倉はオーディションを経て2017年にハロプロ研修生に加入。ユニット・CHICA#TETSU（チカテツ）のメンバーとなり、その後2019年にBEYOOOOONDSとしてメジャーデビューした。同年の「第61回日本レコード大賞」で同グループは最優秀新人賞を獲得している。昭和歌謡だけでなく、昆虫、恐竜、マーベル映画にも詳しい“少年の心”を持つ独特のキャラでもある。
ハロプロではモーニング娘。'25の生田衣梨奈（27）、アンジュルムの上國料萌衣（25）、つばきファクトリーの八木栞（21）がすでに卒業を発表している。春ツアーは異例の卒業ラッシュとなっている。
