世界的巨匠、『E.T.』の続編案に必死に反対していた!当時は権利持たず「本当に苦労した勝利」

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スティーブン・スピルバーグ監督
スティーブン・スピルバーグ監督

 スティーブン・スピルバーグ(78)が、映画『E.T.』の続編案に必死に反対していたことを明かした。『ジョーズ』『未知との遭遇』『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』などでの成功を経て、スピルバーグは『E.T.』の続編が製作されないよう、全力を尽くしたのだという。

 「TCM クラシック・フィルム・フェスティバル:ニューヨーク・ポップアップx  92NY」のイベントでスピルバーグは話した。「私には何の権利もなかったから、本当に苦労した勝利だった。『E.T.』までは、あまり権利を持っていなかった。スタジオが続編を製作することを止めることのできる『フリーズ』と呼ばれる権利がなかったんだ」

 「続編、リメイクとか、知的財産のその他の補助的使用をフリーズが管理できる。それが僕にはなかった。『E.T.』が成功したから、その後に持てるようになった」

 そして、その大ヒット作の『E.T.』続編の可能性について、「ただ続編は作りたくなかったんだ。そのアイデアを少しは考えたよ。何かストーリーを生み出せるかってね。私が唯一考えていたのは、誰かが書いた『E.T.グリーン・プラネット』という本で、E.T.の故郷を舞台にしたものだった。E.T.の故郷にみんな行って暮らすことができるんだ。でも映画より小説のほうが良いと思った」と説明している。

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