公明党の斉藤鉄夫代表(72)が16日までに、同党の公式X(旧ツイッター)での動画を通じ「全くの事実無根です」として、次期参院選の投開票日を、3連休の中日にあたる7月20日にするよう同党が要望したとの一部報道を否定した。
斉藤氏は動画で「公明党が参院選の選挙日を3連休の中日に要望したと今炎上してるんですけどこれは実際本当ですか?」との問いかけに「私たちがそのようなことを要望した事実はありません」と強調した。
「公明党は組織票があるから投票率が下がると得票が上がるんじゃないかと、そういう風にも言われている」と迫られると「全くの事実誤認です。公明党は、投票率が下がれば、得票もそれにつれて下がる…というのが最近の事実です」と説明した。
斉藤氏は「私たち公明党が投票率が下がれば有利になるというのは全くありませんので、そのような要望を出す理由もないわけです」とし、公明党が参院選投開票日を7月20日にするよう石破茂首相(67)に働きかけたとの一部報道を「嘘です」と言い切った。