国民民主・玉木代表 役職停止中のSNS発信、TV出演批判に反論「一議員として積極的に続けてまいります」

杉田 康人 杉田 康人
国民民主党の玉木雄一郎代表
国民民主党の玉木雄一郎代表

 役職停止中の国民民主党・玉木雄一郎代表(55)が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。代表としての役職停止中でありながら、積極的なSNS発信やメディア出演を続けることへの批判に反論した。

 玉木氏は「各メディアや他党の方からも、『役職停止中』に情報発信やテレビ出演はまかりならんとのご批判をいただいています」と明かした。

 その上で「12月4日の役職停止後、代表としての職務権限はすべて古川代表代行に委譲し、党の意思決定には一切関わっておりません。例えば、誰が公認されたかも新聞で知るくらいです」と、現状を説明した。

 一方で「仲間が決めた方針や政策については、国民民主党所属議員の一人として積極的に広報していくつもりです。特に今、ハングパーラメント(注づり国会※原文ママ)の下で、政策決定過程がオープンになってきたのだから、その内容を国民に知らせるのは、国会議員としての当然の責務だと考えています」とした。

 報道各社の一部の世論調査で立憲民主党を抜き〝野党第一党〟の支持率を誇る国民民主だが「今は国民民主党の支持率は高くなっていますが、露出が減れば、一瞬にしてまた数%に逆戻りします」と気を引き締めた。

 玉木氏は「長い間、視力検査のような支持率を経験してきたので、それこそ、地方議員も含めた党所属議員全員が常に発信を続けなければ、国民民主党の支持率など、いとも簡単に消し飛びます。気を緩めてはダメです。まだまだ『国民民主党』の名前すら知らない人が国民の大多数だという気持ちを忘れてはなりません」とつづった。

 発信を続けることの重要性を強調した玉木氏は「引き続き、一議員として、政策決定プロセスや政策の中身についての解説や発信(時に反論)を積極的に続けてまいります」と宣言した。

 週刊誌報道で不倫が報じられ、おおむね事実関係を認めていた玉木氏は4日、Xで「本日、党の倫理委員会の報告を踏まえ、幹事長から『3カ月の役職停止処分』を受けました。真摯に、当該処分に従います」と、榛葉賀津也幹事長(57)から受けた処分内容を報告。同日行われた党の両院議員総会で了承された。

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